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JHDC審査員プログラム

かなり投稿を怠っておりました。

そんなだから仕事増えないんだぞ!と同業者から怒られてしまいそうですが、そろりそろりとマイペースに更新しますので、お付き合いください。

そして、このブログ実は(もう気付いている方も多いかもしれませんが・・・)Instagramに投稿した内容とほぼ一緒です。

なので、最新の情報などが先にupされるのはInstagramとなります!

こちらのホームページと連動もできるようですが、なぜだか上手く連動できずに初期からこのようなシェアをしております…omg

なので、今後はInstagramには書いていないことなども冒頭に少しずつ記載していこうと思います。


大会のジャッジってどのように決められているかご存知ですか?

希望すればジャッジできるんじゃないの?大会の賞歴がある方や開業している人?内輪で声かけているんじゃない?などなど

どれも間違いではないのですが、JHDCの場合には有志の方々に審査員プログラムという「審査員になるための養成講座」を2日間に渡り受講していただき、そこでテストに合格した方々が審査員となります。

プログラムの内容は

1日目・・・本大会として評価されるカップ、そうではないカップの認識の摺り合わせ

2日目・・・正確に評価ができているかのチェック

この2日間で美味しいコーヒーだけではなく、わざと美味しくないコーヒーも委員が淹れてジャバジャバ飲みます。トイレ止まりません。

そしてこの審査員プログラムにかかる交通費などの費用、大会当日の費用は自腹です。

え?自腹で?じゃあ審査員の方達はなんでジャッジするの?と思いますよね。

皆さん自分のスキルアップの勉強のためや、持っている資格や知識を活かそうと審査員をしてくださっている方が多いです。

お金出ているのかと思ってたー…という方、ご安心ください。

私も大会への参加歴がなかった時はそう思っていました。

そして、大会運営をしている委員の人もボランティアなんてこれっぽっちも思っていませんでした。

大会の運営って予選の何ヶ月も前から会場の下見などの会場準備やレギュレーションの見直しなど始まっています。

自分の本業の傍ら「ボランティア」で。

わお…

尊いですね。ありがとう。

では、今委員をやっている私に対して「そんな不利益なものなのに、君はなんで委員になったの?」という疑問も浮かびますよね。

お金が潤沢なわけでもなく、名声があるわけでもなく、主婦業もあって、母親業もあって、羅列されればされるほど謎ですね。

長くなるので(ネタが尽きてしまいそうで怖いので)そのお話はまた後日^^


以下、Instagramの記事です。


2020.2.5投稿


こいつフリーの仕事してるのか…?

と思われそうなくらいに投稿しないですが、してます、してます!すっごいしてます!


1月21、22日とJHDC2020審査員プログラム、23日は2020最初の委員会に参加して参りました。

審査員プログラムはジャッジ育成のためのお勉強会です。自分の趣向に左右されることなく競技者のカップに点数をつけるため、摺り合わせを2日間にかけて行います。

わたしはそこでびっくりするくらいに美味しくないコーヒーをご提供して参りました。

自分でも驚くほどに不味くて、その後3日間その夢を見てしまう程でした。

ジャッジの皆さま、本当にごめんなさい…


そして、後半はこの濃度にしあげて!とTDSのご指定をいただき、カップを調整しました。

TDSは煎り方によって大きく変わるので、競技者の時にもほぼ測らずに「美味しく満足感のある濃度」を自分の舌で探してやっておりましたので、とてもそわそわする作業でした。

今回は1.25〜1.4で淹れてというお題でしたが、今回の豆だと個人的にはそれでは物足りない仕上がりという印象でした。UCCの中平さんにもサポートいただきながら2人でテイスティングし、お互いこれ1番いいね!となったのが1.68…

セミナーをしていると、よくTDSどれくらいですか?と数値を気にされる方もいらっしゃいますが、TDSはあくまで美味しいの目安であって絶対ではありません。

味作りをする際には、ぜひ数値に拘らずにお客様の美味しい!を味覚的に探してみてください。


偉そうにこんなことを言っておりますが、わたしはジャッジ候補の方々にとっても不味いコーヒーをご提供したということを戒めまでに再度記載して、しめたいと思います。







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